2010.03.12
パッケージデザイナーがつくる雑貨展
co-musume 会(パッケージ年鑑2009特集座談会後結成)会員も参加する鹿目先生企画展。
「10人のパッケージデザイナーによる展覧会」今回のお題は雑貨です。
日頃のお仕事で課せられている売上げ一途な突撃的デザイン製作でなく、生活者としての視点をたいせつに、本当に求めているデザインをつくりだすことがクリエイティブにつながるのだそうです。
パレス青山1階にあるジャムアートには10人のクリエイティブなモノタチがいます。
22日までです。
小川裕子さんはストイックに向かわれるお仕事とは対極なかんじで臨んだそうです。
仕上がりはめっぽうスノッブなお顔ですが、使いづらいという強者カップ&ソーサーです。
幸せそうな日傘がお似合いの松田澄子さんは、お野菜づくりで生まれた感覚を表現した「野菜日和」。
空の下では、みんなつながっている。
お野菜プリントの日傘。
青空が恋しくなります。
グラフィク担当の天野さんは楊枝の集積で「つまようじフロッタージュ」。
あのシーシーする楊枝が美しいです。
お世話になっているサントリーの加藤芳夫さん。高橋敏さん、犬塚達美さんというお歴々。
さらに、マイリトル展のディレクターであった伊藤透さんの「メモ・ライズ」はシンプルな美しい雑貨です。
田川雅一さんはいつもダンディーリッチなので「たかがハタキは高級ブランド」。
本田和男さんは、印刷フィルムのリデザイン? になるのでしょうか。
興味深い取り組みです。
詳しくは展覧会におこしください。
編集部T