RAVエゴン・シーレ
◆内容紹介
有名画家にスポットを当て、その作品や人物像を分かり易く紹介します。
豊富な図版と、多彩な著者陣による興味深い解説により、入門者から美術愛好者まで幅広く楽しめる構成です。
愛を、エロスを、そして生と死を美に結集した画家エゴン・シーレ。
反逆、逃走、そして投獄の中で人間とは何かを問い続け、一方で「永遠なる子供」のように描き続けたシーレの、生涯の足跡と作品の軌跡を網羅した待望の画集!油彩から素描まで120点を収録。
序文 エゴン・シーレとウィーン世紀末の終焉
本文 エゴン・シーレの生涯と作品
反逆
爆発
逃走
投獄
黄昏
著者
水沢 勉
1952年横浜生まれ。1978年慶應義塾大学大学院修士課程終了後、神奈川県立近代美術館に学芸員として勤務、現在に至る。主な著訳書に、『点在する中心』(矢萩喜従郎との共著、春秋社)、『Max Beckman(マックス・ベックマン)』(美術出版社) 、『ナナ』(PRCO出版)、『エゴン・シーレ―スケッチから作品へ』(リブロポート) 、『グスタフ・クリムト』(岩崎美術社)など。