磯崎新の建築談議2アクロポリス
◆内容紹介
アクロポリスをとおして建築を見る。
アクロポリスは建築の聖地であって、誰もが巡礼のように訪れざるを得ない。
決定的な不動のモデルとなっている。
建築といえば、アテネのアクロポリス、とりわけパルテノンがひきあいに出される。
建築と名がつくものすべての、いわば母のような存在のアクロポリス。
無数の先行する事例のなかで、強烈な張力をもって迫ってくる。
それはどうしてなのか。とりわけその影響力がヨーロッパに現れているが、どういう状態か。
そして、日本の場合はどうか。伊勢神宮、法隆寺、桂離宮と比較されたことや、そして文化遺跡の修復問題などへ、話は幅広く展開する。
予想を遙かにこえた広い内容の充実度!!
著者:磯崎 新
写真:篠山紀信
定価 4,180円(本体3,800円)
著者:磯崎新
ISBN: 4-89737-393-X
Cコード:C3352
判型:A5判変型
頁数:176ページ
発売日:2001/7/25