磯崎新の建築談議1カルナック神殿
◆内容紹介
カルナック神殿をとおして、エジプト時代を見る。
カルナック神殿とルクソール神殿は、ルクソールの近く、ナイル河の岸辺に3km離れて建っている。ここはかつてテーベと呼ばれる都だった。
いまから3500年から3200 年前、ファラオ(王)たちが何代にもわたってつくりあげた2つの神殿。カルナック神殿では、いろいろな祭儀が行われた。ここに、祭儀のために建築がつくられ、建築があるから儀式がある、という相関関係が見える。また神々や死後の世界と共存する独特の生き方が浮かんでくる。
古代エジプトは、ローマ時代以来、19世紀にいたるまで、特にヨーロッパに大きな影響力を与え、建築・文化の面でエジプトブームを巻き起こした。
中国、日本との比較も加え、中味の濃い一冊。
著者:磯崎 新
写真:篠山紀信
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ご了承下さい。
定価 4,180円(本体3,800円)
著者:磯崎新
ISBN: 4-89737-394-8
Cコード:C3352
判型:A5判変型
頁数:200ページ
発売日:2001/11/22