スムーズに読めました
今年の春までは、電気がなければ歯も磨けなくなるような世の中だったのに、
一転、節電の夏となった。
3月11日以降モヤモヤしながらも、やはり意識して電気を使うようにしないと、
とは思います。ただ情報の多さとそれが正しいのか判断するのにも混乱してしまいます。
そういう時、この「節電の本」は数字の列挙がなくて、スムーズに読めました。
家族構成や生活環境に関係なく、メリハリのきいたエッセイを読むようで面白かった。
湿度の高い国なのに、乾燥気候の欧米の生活スタイルを真似した結果、洗濯物が増えることになるなんて!とても興味深かったです。
風土にそぐわない生活のギャップを埋めるために過剰な電力を必要としていたなら、節電をきっかけに諸々見直そうと考えました。
そういう時のアイデアがイロイロ載っているので夏が終わっても読み返すのにいいな、と思いました。