クリエイティブで世界を変える
◆内容紹介
いま注目される18人の日本人チェンジメーカーによる
社会貢献プロジェクト事例集
情熱の力で社会問題を解決に導け!
情熱さえあればメシは食える。 山崎 亮
東日本大震災が発生し、社会貢献やボランティアという言葉が
日常的に使われるようになりました。
また、震災が起きる以前から、我々は地球環境や貧困など様々な問題を抱えていました。
地域やコミュニティー規模からグローバルまで、こうした諸問題に対して、自らの
スキルを活かしてその解決に取り組むクリエイターたちが日本各地で現れています。
彼らたちは、クリエイティブによって世界をよりよく変えようと挑む
“チェンジメーカー”です。
本書では、クリエイティブなアイデアによって、社会をよりよくするために挑戦する
18人の日本人チェンジメーカーが取り組んだ社会貢献プロジェクトを取材。
海外事例の紹介も含めて、クリエイティブの社会貢献の可能性を探ります。
「クリエイターだからこそできることとは何か」
「これからのクリエイターは社会のなかでどんな役割を担っていくべきか」
というテーマを見つめ直します。
(収録内容)
・巻頭対談「福島治 × 佐藤良仁」
・並河 進 nepia 千のトイレプロジェクト
・水谷孝次 MERRY PROJECT
・鈴木菜央 greenz.jp
・上田壮一 Think the Earth
・柳澤大輔 旅する支社・仙台
・山崎 亮 人がつながるしくみをつくる 他
◆著者:福島 治(ふくしま・おさむ)
一九五八年、広島市生まれ。日本デザイナー学院広島校卒業後、浅葉克己デザイン室、広告代理店ADKを経て、一九九九年福島デザイン設立。東京ADC賞、JAGDA新人賞、カンヌ国際広告祭ゴールド及びブロンズメダル、メキシコ国際ポスタービエンナーレ金賞、NY FACSTIBAL銅賞、ブルガリア・ステージポスタートリエンナーレ第三位、国際ポスタートリエンナーレトヤマ・グランプリなど数々の賞を受賞。ライフワークを「デザインにおける社会貢献の可能性」とし、障害者アートライブラリー「アートビリティ」の活動支援をはじめ、「祈りのツリーPROJECT」、「JAGDAやさしいハンカチ展」などソーシャルプロジェクトの企画・実行を多数手がけている。また、独自の教育方法により、指導した学生に、読売広告大賞で三年連続のグランプリをはじめ三十以上の賞を受賞させている。現在、東京工芸大学デザイン学科教授。
◆編者:佐藤良仁(さとう・よしひと)
一九五八年、名古屋市生まれ。WPPオグルヴィグループの複数の制作系会社のアートディレクター/クリエイティブディレクター/代表取締役社長を歴任。現在、公益社団法人日本広告制作協会(OAC)理事/教育支援部会 部会長、(株)1192/面白法人カヤック/(株)ベルズ他、数多くのクリエイティブ系企業の顧問を務める。その一方で、大学/専門学校/中学校で、クリエイティブ教育の支援活動を通し、アイデアで問題の発見・解決のできるクリエイティブな人材の育成に積極的に取り組んでいる。編著に、「クリエイティブ・アイデアのヒケツとヒミツ」、クリエイターを目指す人のための「人の心を動かす三ツ星ポートフォリオ企画『虎の巻』」、「めざせ独立の星。クリエイターの起業『虎の巻』」、広告業界就職読本「クリエイター」二〇一一/二〇一二/二〇一三版など多数。受賞歴は、日本企業Webグランプリ、International Echo Awards、John Caples International Awards他。