ありえないデザイン
◆内容紹介
デザイナー梅原真 見方と考え方
高知に活動拠点を置き、そこから全国規模で「日本の元気」を生み出し
続けている、デザイナー梅原真。
梅原は、経済指標で47番目といわれている高知県をこよなく愛し、
第一次産業のマイナス指向をプラスに変える思考を持ち続けています。
人にとって「ユタカさ」とは何か、「ローカルが『ユタカ』でなければ、
その国は『ユタカ』ではない」と、梅原は言います。
本書では、そうした梅原の思考の原点に迫ります。
ビジョンをもちにくくなっている今の時代を生きる人に、梅原の
「見方・考え方」を提示、「本物の豊かさとは何か」を都会志向の
人々に鋭く訴えかける一冊です。
◇梅原 真(うめばら まこと) デザイナー
1950年高知市生まれ。1988年高知県土佐佐賀町で、かつお一本釣り漁業再生のため「土佐一本釣り・藁焼きたたき」をプロデュース。1989年高知県大方町で4キロメートルの砂浜をミュージアムに見立てた「砂浜美術館」をプロデュース。1995年からは四万十川流域の産業再生を目指した株式会社四万十ドラマのデザインに関わる。2003年「しまんと新聞バッグ」プロジェクトを推進。新聞バッグはベルギー、アメリカなど世界規模で展開。2017年、毎日デザイン賞特別賞を受賞。