六耀社(りくようしゃ) - 生活をデザインし、楽しむ心を提案する出版社

◆内容紹介

エマニュエル・クーパー著『ルーシー・リー』の翻訳本。

本書は、英国の作家エマニュエル・クーパーによる
「LUCIE RIE Modernist Potter」(2012年イエール大学出版)の全訳です。

40点のカラー写真を含む110点の写真とテキストで構成。

ルーシー・リーは1902年、オーストリアに生まれ工業美術学校で陶芸を学び、
学生時代から数々の国際的な陶芸展で受賞した著名な陶芸家です。
ナチスの迫害でロンドンにのがれてから
1995年に93歳で亡くなるまで作陶を続けました。
バーナード・リーチ、ハンス・コパーと並び、
20世紀を代表する巨匠の一人と見做されています。

本書はいままで知られていなかった
ルーシー・リーのウィーン時代をはじめて明らかにし、
ロンドンに渡り亡くなるまでの生涯と作品、また技法を網羅する、
包括的かつ本格的なルーシー・リーの伝記です。


◇著者◇　エマニュエル・クーパー
◇翻訳◇　西マーヤ



◇著者紹介◇　エマニュエル・クーパー(Emmanuel Cooper)　
陶芸家。評論家。
キューレターでもありブロードキャスター。
さまざまな分野で活躍したが、本書が最期の著書となった。
著書に、『バーナード・リーチ生涯と作品』、『Lucie　Rie　ルーシー・リーの陶磁器たち』等多数。