構成学のデザイントレーニング
◆内容紹介
作図トレーニングで ”デザイン力” アップ!
- 「平面構成」の理論をもとに、デザインの基礎を学ぶ -
「平面構成」理論に基づき、コンパスや定規を使った作図法を実践することで、
デザインの基礎が学べます。
プロのデザイナーによるポスター、ロゴマークなど、カラー図版多数掲載。
<目次>
はじめに
序 デザインの造形力
1 美術と「構成」「デザイン」
2 バウハウスのデザイン教育
3 造形力の涵養と美を見分ける感性
4 さらにデザインの造形力を究めるために
1. 点・線・面からはじまるデザイン表現
1-1 点とは何か ─点が生みだす造形の世界
1-2 線から面へ ─イメージの原点となる線の表現
1-3 平面と立体 ─平面が立体をつくる
2. デザインの基本と平面構成
2-1 点の構成 ─点がつくりだすさまざまなイメージ
2-2 線の構成 ─線で表現する美しいイメージ
2-3 平面構成 ─デザイン力を高める基礎トレーニング
3. 平面構成のテクニカルトレーニング
3-1 直線の移動による構成 ─直線がつくる曲線の美
3-2 円の移動による構成 ─円がつくる幾何学的な美
3-3 リズム表現による構成 ─リズミカルな心地よさ
3-4 オーガニック形体による構成 ─自然のやさしい形
3-5 オートマチックパターン ─偶然が生みだすイメージ
4. 魅力を引きだすデザインテクニック
4-1 デザイン表現と視覚心理 ─形が伝えるイメージの力
4-2 余白とバランス ─モチーフを引き立てる空間効果
4-3 シュパヌング ─バランスを生みだす見えない力
4-4 フレーミング ─イマジネーションを刺激する
4-5 レイヤー(重なり) ─立体感のダイナミズム
4-6 ト ランスペアレンシー ─心地よさを演出する
4-7 面による立体視 ─面がつくる3D表現
4-8 斜線 ─アンバランスが生む動的表現
4-9 アクセント ─視線を惹きつけるテクニック
4-10 ランダム ─変化に富んだリズムをつくる
4-11 グリッドシステム ─美しいレイアウトの原則
4-12 デフォルメ ─対象の本質を引きだす抽象表現
資料編:デザインに役立つ図学の基礎知識
◇三井秀樹 筑波大学名誉教授、玉川大学名誉教授、学校法人環境芸術学園理事、
(公社)日本手芸普及協会理事。専門は構成学、メディアアート。
◇三井直樹 共立女子短期大学教授。文化学園大学、玉川大学、長岡造形大学
非常勤講師。専門は色彩デザイン学、構成学、メディアデザイン。