森のおはなし
◆内容紹介
第23回 日本絵本賞読者賞(山田養蜂場賞)にノミネートされました。
=子どもたちに語りかける珠玉のエコロジー絵本=
よくばりになっていく人間と、
ありのままにいきる森 のおはなし
何千年もの年月をかけて、林はふかくおいしげった森にそだちました。
ある日、人間たちが森にやってきてその木を切りはじめました。やがて
人間はすべての木々を切りつくし、ビルや工場に かえてしまいました。
人間たちは うれしかったでしょうか。
森は どこにいってしまったのでしょうか。
親子で語り合いたい、珠玉のエコロジー絵本です。
◇マーク・マーティン(Marc Martin) グラフィック・デザイナー。イラストレーター。絵本作家
“Monocle magazine”、“Wired magazine”、“The Financial Review”、“Capital magazine” などのメディア、オーストラリアの動画センター、各種イベントなどを舞台に制作活動をつづける。環境・自然・動物などを主題とする作品づくりで知られ、2012年に刊行した “A forest” で絵本創作デビューし、オーストラリアの児童書新人イラストレーターに授与される2013 年クライトン賞を受賞している。絵本作品はほかに “Silent Observer”、“The Curious Explorer’s Illustrated Guide to Exotic Animals A-Z,”、“Max” がある。
◇おび ただす
1945 年、中国大連に生まれる。早稲田大学卒業。記者活動ののち、歴史・文学・児童書の企画編集に関わる。共編に『日本の歴史』( 全12 巻、ほるぷ出版)、著作に『たましいをゆさぶる絵本の世界』、共著に『絵本で子育て』( 以上、NPO 絵本で子育てセンター)、訳書に『おもいだしてください あのこどもたちを』( 汐文社)、『あぁとくんを みかけませんでしたか?』『あるアーティストと悪がきだった ぼくのこと』『学校へいきたい! 世界の果てには こんな通学路が!』( 全8 巻、六耀社)、『ゴルバチョフはどんな改革をめざしたか』、共訳『写真記録: 日本の24 時間』( 以上、ほるぷ出版) などがある。