工芸とデザインの境目
◆内容紹介
金沢21世紀美術館「工芸とデザインの境目」展 開催記念出版物
「工芸」か 「デザイン」か
工芸とデザイン、両者は異なるジャンルとして区別される。
しかしながら、両者の間には「デザイン的工芸」、「工芸的デザイン」
とも呼べる作品あるいは製品が、確かにある。
◇深澤直人 プロダクトデザイナー
1956年 山梨県生まれ。多摩美術大学プロダクトデザイン学科卒後、IDEO(米)入社。
帰国後、IDEO東京支社長に就任し、2003年 NAOTO FUKASAWA DESIGNを設立。
電子精密機器から家具・インテリアまで幅広いデザインを手がける。1999年からはその名を使ったデザインワークショップも開催。
米国IDEA金賞、ドイツ iF design award 金賞、日本グッドデザイン賞金賞、英国D& AD 金賞、ドイツ red dot design award 、など多数受賞。2007年ロイヤルデザイナー・フォー・ インダストリー (英国王室芸術協会) の称号を授与。
著書には「デザインの輪郭」(TOTO出版)、 共著書「デザインの生態学ー新しいデザインの教科書」(東京書籍)、 共著書「デザインの原形」(六耀社)、などがある。