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2009.11.06

Hana-Ami Christmas ambiente

久保数政さんとガブリエレ久保さんの
ヨーロッパが香るクリスマスアレンジメント
Hana-Ami Christmas ambiente
お花の世界では、商品やディスプレイの季節は常に何ヶ月か先のことを考えています。
ちまたではハロウィーンでにぎわう10月31日から11月2日まで、久保数政先生と六耀社でweb連載もしてくださっているガブリエレ久保先生のスクール・花阿彌では、クリスマスのスペシャルレッスンとギャラリーが催されました。
その様子を少しご紹介します。
今回は、ガブリエレ久保先生が北欧を旅して見つけた資材やオーナメントを使ったヨーロッパが香るクリスマスのアレンジメントを見せていただきました。
久保先生のアレンジメントのテーマは、グリーン&ホワイトで、大人のクリスマス。

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シンプルなカラーコーディネートなのに、なぜか目を引くアレンジの秘密は、バランスの使い方と小物使い。
どんなアレンジの中にもヨーロピアンフラワーデザインの基本のバランスを守ることによって、美しい、まさに黄金比率が生まれているからではないでしょうか。
そして、星やハートのオーナメントは北欧製。

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木の皮でできた白い器や細い枝を組み合わせた資材は、日本で市販されているもの。
ひとつひとつはシンプルですが、色合わせと花合わせで、神秘的な北の国のクリスマスが演出されています。

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そして、ガービ先生のテーマはスカンジナビア。
北欧・スカンジナビアは花があまりない地域だそうで、そんな中でのアレンジメントはグリーンやモス、器で土台を作り、花を少し飾るのが特徴とか。
クリスマスの4週間前の日曜日からキャンドルをひとつずつ灯すアドヴェンツアレンジには、4つのキャンドルを立てて、白いフランネルフラワーが庭で咲いているようにアレンジ。

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アドヴェントの期間中、毎日1本ずつ灯せるようにキャンドルを24本たてたアレンジメントは、中央に赤い花とヒメリンゴをさりげなく飾って、暖かさを演出しています。
そして、キャンドルにふっている24の番号も赤。

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シルバーにペイントした松ぼっくりやリボンとのコントラストが素敵です。
お二人がお使いの魅力的なオーナメントは、ガービ先生がこの夏に北欧を旅して、集められたもの。

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日本のお店ではほとんど見られないものばかりですが、茅ケ崎にある花阿彌のスクールで、一般の方にも販売していますので、興味のある方はぜひ見に行ってみてください。
http://www.hana-ami.co.jp/
編集部 M.M