ページトップ

カテゴリー

バックナンバー

2010.07.05

GRAPHIC DESIGN IN JAPAN 2010

[ イベント ]

東京は六本木の東京ミッドタウン内、デザインハブで行なわれている
GRAPHIC DESIGN IN JAPAN 2010の様子です。

20100705.jpg

20100705_3.jpg

本年度の『GRAPHIC DESIGN IN JAPAN 2010』に掲載されている作品の
中から300点のグラフィック作品を展示しております。

展示物はポスターから、書籍、パッケージなど幅広く選出。
最先端のグラフィックが体感できる内容となっております。

生で見られると、やはりスケール感や素材感がわかりやすいですよね。
会場でご覧になった後は、ご自宅にて本で見直されてはいかがでしょうか。

ちなみに、7月15日にはドラフトの植原亮輔さん、渡邉良重さんが、
7月22日には資生堂の澁谷克彦さんが、トークショウを開かれます。

会期は、7月25日(日)まで。開館時間は、11時から19時です。
六本木に行かれる際は、ぜひ一度足をお運びください。

編集部 H.M


2010.07.01

7月、8月はネットショップがお得!

[ おしらせ ]

本日7月1日(木)〜8月31日(火)までの夏期の間、
六耀社ホームページのネットショップをご利用の方に送料無料にて
発送させていただきます。

ぜひ、この機会に六耀社ネットショップをご利用ください!

編集部


2010.07.01

リボン刺しゅうの作品展

[ イベント ]

リボン刺しゅうをご覧になったことがありますか?
4ミリから15ミリほどの細いリボンを使って
刺しゅうする技法で、
ふつうの刺しゅう糸で刺すよりも立体感のあるもの。
グラデーションになったリボンのほか、
色や素材、幅も豊富なので、
アイデア次第でいろいろな表現が楽しめます。

6月29日より7月3日まで開催されている
リボン刺しゅうの作品展
Ribbon Artistry作品展2010に伺ってみました。

今回の作品展は、リボン刺しゅうの第一人者ともいえる
小倉ゆき子さんの花の図案18点を題材に、
MOKUBAのリボンアーティストリーインストラクター58人の方が
ブラウスや、バッグ、日傘など、
思い思いのものに、リボン刺しゅうをしたものを展示。
同じ図案でも刺すものや、
図案の置き方、選んだリボンによって、
個性ある作品に仕上がっていました。
リボン刺しゅうで生命を吹き込まれた作品は、
この世にたったひとつしか存在しない宝物になります。

1.jpg

2.jpg

この花の図案は、
そもそも15年ほど前に、シカゴで行われたクラフトショウに出すため
リボンメーカーのMOKUBAさんの依頼によって作られたものだとか。
最初は、ひとつひとつ、布に作品を刺していたのですが、
展示するということになって、
50の花の図案を一枚の布に刺してほしいとお願いされたといいます。

3.jpg

刺した布は、別珍で、毛足のあるもの。
刺しゅうをされた方ならおわかりのように
図案を写した紙を布にのせると
いろいろな方向にずれてしまい、
ひとつの図案ならまだしも
50もの図案をいっぺんにのせるのは、
とても難しいことですとお知らせしたら、
「難しいことだからやってください」
と当時のMOKUBAの社長さんに
依頼されたというエピソードがあるそう。

「製作期間も2週間と短かったので、
花の図鑑を見ながら、
布に直接リボン刺しゅうをしないと間に合わなかった」
と小倉ゆき子さん。
50もの図案は一枚の布に刺しゅうできないので、
ふたつに分けて制作開始。
「一枚目が終わったかと思ったら、
新製品のリボンができたので、
もう一枚はそのリボンを使って刺したので,
左の作品の方がカラフルでしょ」
と、当時のことを話してくださいました。

4.jpg

5.jpg

リボンの色が一番きれいに見えるという
茶色の別珍に挿された50種類の花の作品は、
今回の作品展でも展示されていて、
それは圧巻です。

日本橋の小津ギャラリー2階で7月3日まで、開催されています。
1階は和紙のお店、2階には和紙博物館もありますので、ぜひご覧下さい。

日本橋 小津ギャラリー
東京都中央区日本橋本町3-6-2小津本館ビル
TEL.03-3662-1184

編集部M.M.