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2010.06.14

小倉ゆき子さんの個展のお知らせ

[ イベント ]

リボン刺しゅうやビーズ刺しゅう、レースワークetc.
あらゆる手芸の技法を自由自在にこなされている
手芸家の小倉ゆき子さん。
弊社からも『刺しゅう生活、はじめます』で、
刺しゅうのさし方を本とDVD で丁寧に解説していただき、
その指使いは、魔法のようで、
引き込まれるように見てしまいます。

すばらしい技術は毎日毎日
針と糸を使ったお仕事をされていて生まれたもの。
そんな小倉ゆき子さんが、毎夜お休みになる前のほんの数分で、
その日の出来事を日記のように、
コラージュで綴ることを試みました。
千夜・一夜1001点ができ、
はじめて展覧会をされたのが1986年のこと。
「私のア・ラ・ビ・ア・ン・ナイト」と題して、
2000年には第二回目を展示し、
今回第3回目の展覧会が6月21日から26日まで、
京橋にある千疋屋ギャラリーで行われます。
その日仕事に使った布の切れはしや
リボン、紙、印刷物など様々なものを組み合わせて、
コラージュで綴った1001夜の
日記のような作品とはどんなものでしょうか。

小倉ゆき子展 私のアラビアンナイト Ⅲ

6月21日(月)~6月26日(土)
10時半〜18時半(最終日は17時まで)
千疋屋ギャラリー
東京都中央区京橋1-1-9(ブリヂストン美術館前)
Tel.03-3281-0320

編集部M.M.


2010.06.04

国際見本市インテリアライフスタイル@東京ビッグサイト

[ イベント ]

お台場は東京ビッグサイトで開催中の
国際見本市インテリアライフスタイルに出かけてきました。

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会場は、かなり広く、見て歩くのが大変なくらい。
出展されているものも幅広く、家具、照明から食器、家電、雑貨、文房具など
実にさまざまです。

雑貨の中で、注目を浴びていたのが、
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こちら。
空気の器という商品。
紙で出来ているのですが、ぺったんこの状態から引き延ばしていくと
変幻自在のネット状の器になります。
そして、元々の紙自体が裏表2色になっており、
器の状態になると、見る向きによってなんと色が変わるんです!

こちらのデザインは建築家でプロダクトデザインも手掛ける
トラフ建築設計事務所さん。

建築の構造を利用してつくられているそうです!

紙といえば、こちらも。

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香川のマルモ印刷という印刷会社がはじめたジオグラフィアという
地学をテーマにしたプロダクトシリーズ。
印刷会社だけに、全て素材は紙です。

上の写真は「地軸23.4度」という商品で、
地球の構造が体感できる紙の組み立て式地球儀。

机の上に置くと、ちょうど23.4度(地軸の傾き)で傾くそうです笑。

このシリーズのデザインは、ドリルデザインがされています。

そして、クリエイターの皆さまにおすすめしたいのが、
HIGHTIDEという文具メーカーとgrafが一緒につくられた
ステーショナリーシリーズ"hum"。

テーマは「アイデアが生まれるまで」だそうで、

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上のものは、歩いているときにぱっとアイデアが思いついたときに、
さっと書けるメモ帳。
表紙を折り返すと、書くのに調度よい堅さと長さなのです。
ライターの方にもおすすめ。
そして、リフィル仕様になっていて、エコです!

一方下は、持ち歩けるホワイトボード。
数枚のうす〜いホワイトボードがバインダーに入っており、
どんなところでも、書いたり、消したりできます。
会議やプレゼンなどの折にいかがでしょうか?

ほかにも、アイデアを回想するときに使うロッキングチェアーや
そんな時に眺める、水面をイメージしたモビール(とっても幻想的!)
など、クリエイターのかゆいところに手が届く孫の手アイテムが8種類。
この展示会でお披露目だったそうです。

うちの『空間創造発想帖』といっしょにいかがでしょうか?
なんて。

とゆうかんじで、広い会場には、
目新しい商品がいっぱいで、バイヤーの方々も方々で、
商談されていました〜。

編集部 H.M


2010.06.03

宮崎椅子製作所の一から十まで展

[ イベント ]

東京は青山で展示中の
「宮崎椅子製作所の一から十まで展」
を見てきました。

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宮崎椅子製作所は徳島は鳴門で椅子を製作されているのですが、
小泉誠さんや村澤一晃さんをはじめデザイナーさんと一緒に
ワークショップスタイルでのデザイン開発を行なってきたそうです。
で、今年が十年目なので、これまでの成果を一気に紹介!
というのが、今回の催しです。

着いたら、会場では、椅子のオークションを開催しており、

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すごい盛り上がり様。
(司会者の隣で椅子をもっていらっしゃるのが、小泉さん。左側が村澤さん。)

かなり、白熱しておりました!

宮崎椅子の椅子は、村澤さん、小泉さんらの手掛けたデザインは
洗練されつつも、どこかほっとさせてくれるもので、
それもさることながら、座り心地もばつぐん。
身体にしっくりと馴染むつくりになっておりました。

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宮崎社長と村澤さん。

展覧会は4日(金)まで開催。
オークションは今日も18時から開始だそうです。

編集部 H.M


2010.06.01

JAGDA 新人賞受賞作家作品展2010 

[ イベント ]

JAGDA(日本グラフィックデザイナー協会)の新人賞受賞作家作品展
が東京は銀座のクリエイションギャラリーG8ではじまり、
オープニングに行って参りました!

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第1回の葛西薫さん、サイトウマコトさんをはじめ、
数々の著名なデザイナーを輩出してきたJAGDA新人賞ですが、
今回の新人賞は、

木住野彰悟さん、長嶋りかこさん、八木秀人さん

の3名。

会場では3名の今までの作品を見ることができます。
3名の勢いのあるデザイナーの仕事は、デザインの今を感じさせられる内容。
今後のご活躍が楽しみです。

スピーチを待つお三方。

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作品もですが、3名の雰囲気がまた三者三様で面白かったです・・・。

JAGDA新人賞作家の作品は、
来月下旬発刊予定の『Graphic Design in Japan2010』
でも、ご覧いただけます。

6/24には、会場のG8で、受賞者3名と植原亮輔さんによるサロンが開催予定。
展覧会は、東京のあと、巡回します。

編集部 H.M


2010.05.25

和顔愛語ミュージアム

[ イベント ]

笑顔のコミュニケーションMerry Project  を展開中の水谷孝次さん。
松屋コミュニティーでの展覧会を記念して、
アップルストアにて今回の展覧会の企画者である田中俊行さん(空間デザイナー)との
トークショーが催されました。
グラフィックデザイナーとしてご活躍なされていた70年代。
80年代になってからの、
グラフィックの枠を越えた活動は「種を蒔く男」を彷彿とさせました。
その積み重ねた思いが、メディアにあったともいえる昨今の活動は
「デザインが奇跡を起こす」に収録されています。


曼荼羅の思想である、助け合うという思想。
人の和はあるのか、地球にやさしいのか。
人のため、地球のためになるのかを基準に仕事に取り組むという田中さん。

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ブッタのことばである「和顔愛語」。
笑うとやさしい言葉はかえってくる。
Merry Go Round だと。応える水谷さん。

企業のためではなく、
社会に対して、デザインをしていく。
社会をよくしていくデザインをしていきたい。と
熱く語られる二人であっという間の1時間でした。

松屋銀座7階デザインギャラリーでは
6月14日まで開催しています。