ページトップ

目次

2011.08.03

vol.21 夏用ボディパウダー

DSC_0041-080311.jpg

フランスのアンティークの粉おしろい容器に手作りパウダーを入れて。


日本は暑い日々が続いていることと思います。

暑中お見舞い、申し上げます。

              .。o○ ○o。.


暑い日々を過ごす中で
気になったり悩まされたりするのは、

デオドラントや
あせもなどではないでしょうか。

あせもには、

桃の葉やびわの葉の煎じた液で
体を洗ったりぬったりするとよく、
化膿した場合には、消炎効果のあるどくだみも効果的なのだとか。

お手元にこれらの植物がある方は
どうぞお試し下さい。


身近にない方には、
やはりアロマの精油の利用が手っ取り早いかと思います。


今回は、
一日の汗を流したシャワー、お風呂の後に
ぜひお勧めしたい、

作用も優しく穏やかな
簡単手作りボディパウダーをご紹介したいと思います。

身近で安全な材料を使って作ったパウダーは、

香りも目的と好みに合わせて
手軽に作れるので、
とても楽しいものです。


使用感はさらさらで気持ちよく、
パウダー自体も、
何度も容器の蓋をあけて香りを楽しみたくなるほど。


パウダーは
普段余り必要性を感じないものかもしれませんが、
これひとつあると、

一日の終わりが
とてもリラックスして気持ちのいいものとなり、
就寝前の特別な一品になるのではないかと思います。


外側の社会が大変な時こそ、

こうして
良い香りと共に 身体や心のために何かを作り、
静かな時間を過ごす。


こういった時間が
非常に大事なのではないかと思います。


               .。o○ ○o。.


こちらは
大人のみならず、
赤ちゃんや子どもさんにも安全に使えるので
お勧めです。
但し、赤ちゃんや幼児には
刺激の少ない精油を使用するようにしましょう。
(ラヴェンダーなどがお勧めです)


パウダー作りでは
ドライハーブを粉末状にしたものを
コーンスターチに混ぜる方法もありますが、

今日は一番シンプルな作り方を
ご紹介致します。


ぜひお手元にある精油でお試し下さい。


<材料>

 〇コーンスターチ:とうもろこしのでんぷんで、無味無臭。きめ細かく、保湿性もあり。
          大さじ3

 〇クレイ(カオリン):別名ホワイトクレイ。
            吸着力に優れ、毛穴や皮膚の汚れを取り除き、
            肌をすべすべにする。
            大さじ1

 〇重曹     :汚れを落とし、消臭作用もある。
          小さじ1〜2

 〇精油     :目的に合った精油 計5〜6滴


 ---クレイはなくても構いません。その場合は、コーンスターチで分量を補って下さい。---


<作り方>

 1)上記の材料をすべてボウルに入れる。DSC_0011-080311.jpg

 2)好みの精油をボウルの壁に垂らし、
   手早く小さなホイッパーなどでかき混ぜる。
   2、3種類の精油を使用する場合は、
   合計で5、6滴になるように。

 3)好みの保存容器に移し入れ、
   冷暗所で3〜6か月以内に使用。
   使用する際は、メイク用ブラシやコットン、
   手などでお好みの分量をつけてどうぞ。


デオドラント、汗おさえにお薦めの精油
 
     オレンジ、グレープフルーツ、サイプレス、シダーウッド、プチグレン、
     ペパーミント、ベルガモット、マンダリン、レモン、レモングラスなど

     パウダーだけでなく、
     これらの精油を蒸留水に混ぜ、スプレーにしても。
    (精油は10%濃度/50mlに10滴)
     日持ちさせたい場合は、アルコールを少量混ぜる。(前回記事参照)
     但し、グレープフルーツ、レモン、ベルガモットなどは光毒性があるので
     直射日光にすぐ当らないよう注意。

あせもにお薦めの精油
       
       カモミール・ジャーマン、カモミール・ローマン、パルマローザ、
       ティートリー、ラベンダー、ゼラニウム、ローズウッドなど

 
DSC_0013-080311.jpg 

手作りパウダーで、快適な夏をお過ごし下さいますように。
 

  

プロフィール

加藤万里 -Mari-Kato-

フラワーデザイナー

加藤万里 -Mari-Kato-

カリフォルニア・バークレー在住、フラワーデザイナー。ハーバリスト。
1994年より、ロスアンジェルスで花教室FOLIAGEを主宰。
2004年秋より処点をバークレーに移し、06年、あらたに「お花会」という形でFOLIAGEを再開。その後、アロマクラス、ハーブクラスも増設。

フラワーアレンジ、アロマ、メディカルハーブ、ガーデニング、インテリア、手仕事など多方面から、花のある暮らしを提案すると共に、植物を通して、目に見えない大事なことを思い出していくための機会と場になることを願い、会を開催している。

また、昔ながらの暮しの知恵を取り入れ、現代風に楽しむことで、忙しい日々を送る現代人が忘れていることを取り戻していきたいと考え、スローライフを自ら実践し、提案している。

ロスアンジェルスの日本語情報誌「LIGHT HOUSE」にて、98年から02年まで「カリフォルニア花日記」「シンプルエコライフのすすめ」などの記事を連載。
09年春と秋にバークレーで、食とお花、食と手仕事をコラボさせたワークショップ付きの「カフェ・イベント」を開催。好評を博する。

著書に、ロスでの花生活を綴ったエッセイ『ガーデンダイアリー カリフォルニア 花と暮らす12か月』(講談社文庫 98年刊)がある。