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2014.07.24

vol.57 (1)Paris ツアー2014

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「まさか、このまま6月のパリツアーまで
引っ張るわけじゃありませんよね?」
と、何人もの方に言われたこのブログ。

痛いところを突かれながら、
なかなか更新出来ず・・・、
何度もページを開けてくださった皆様、
申し訳ありません!

ホテルオークラ東京のレッスンで作ったアレンジメントや、
我が家のインテリアを彩る〝Coccinelle〟のカルトナージュ作品の数々、
5月末に訪れた香港のこと・・・などなど

書きたいテーマを抱えながら、4か月経ってしまいました!
どうぞお見捨てなく、引き続きご覧頂ければ幸いです。


多くの方の予想通り(?)、2月のソチのレポートの後は、
6月のパリ!
今月は、その様子を数回に分けてレポートしたいと思います。


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毎年6月の恒例行事となった研修旅行は、
ヨーロッパのお花の美しい時期に、ということもありますが、もうひとつの大きな理由は、
夏のSolde(ソルド=Sale)

フランスでは、全土で年2回のセール開始日が決まっていて、夏のそれは、概ね、6月最終週の水曜日となります。
今年も、そのSoldeの初日に合わせて、出発!

本当は、前日に下見に行きたかったのですが(笑)。


ソルド初日、通常は10時開店のデパートも、
8時にオープンします。


(写真) 開店前のデパート


生徒さんの中には、予め、伊勢丹に下見にいらして、出発前から戦闘態勢の方がいらっしゃいますが、
私自身はこれまであまり計画を立てられず、従って行き当たりばったりのショッピング。
いつも勘だけを頼りに、「出合い」に賭けていましたが、今回は、今、一番気になっているブランド〝CARVEN〟に的を絞ってみました。

というのも、取り寄せて頂いたワンピースを取りに行った六本木ヒルズの〝Designworks〟
(写真左)のカーディガンと出合い、ファーングリーンのニットとネイビーのレースの組み合わせに一目惚れ。
ワンピースに加え、連れ帰ってしまいました。

さらに、レッスンで行った福岡の岩田屋の〝CARVEN〝で、(写真右)のトップスとスカートを購入。

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そういうわけで、今年のソルド、
最初に向かったのは、プランタン内の
〝CARVEN〟ブティック。

まず目に飛び込んで来たのは、
このコーラルのニット。
グリーンのカーデと色・形違いで、
こちらはセーターです。

円安とはいえ、お値段、日本の半額以下!

目指していたものがお安く買える喜びを味わいました。



さらに、最近グリーンが気になるのか、バッグで名高い〝Jamin Puech〟ではグリーンのバングルをゲットしました。 付いてくる布袋も可愛い~!

もうひとつ、出合ったのが〝Jimmy Choo〟のサンダル。
去年ヌードベージュのこのサンダルを買ったMさんが、再びゲットしたローズピンクのサンダルを見て、真似を。 40%オフという嬉しいプライスでした!

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その後、メゾン館に移動し、
お友達や生徒さんに頼まれたショッピング。

まずは、カラフルなプラスチック製のカトラリーで有名な〝SABRE(サーブル)〟
〝SABRE(サーブル)〟は、昨年のパリツアーのブログでもご紹介しましたが、 まだまだ人気のようで、フォークやスプーンを 大量に購入、
そして、こちらも昨年のブログでご紹介したライヨールのナイフ、6本セットも、数セット購入しました。

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必ず立ち寄るギャラリーラファイエットの
メゾン館は、ただいま大規模改装中。

そんな中、こちらでも出合いが!

〝STAUB〟のお鍋です。
蓋の部分に、トマトやグリーンピースなどの
野菜が、まるで彫刻のように施され、
芸術品のようなお鍋。

伊勢丹の新宿店で見かけて、その美しさに
しばし見とれました。
がしかし、お値段6万円超え。

お鍋に使う金額ではないわ~と諦めたものの
・・・出合ってしまった!
しかも半額近く。それでもお高い!

結論は、最終日まで持ち越すこととしました。


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ソルド日のランチは、前回同様プランタン内のレストランで。
天井が高く自然光が気持ちの良い空間です。

サーモンも子牛のカルパッチョも凄い量ですが、
このサーモンの量に、ブリニは少な過ぎませんか?

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フォンダンショコラも、もう少し
温めて欲しかったな~!




その後は、フォーブル・サントノーレに行き、
予約制のサロン〝Jacques Le Corre〟で今年もハンドバッグを大人買い。
全員で・・・6ケです!

途中、初参加の方から、質問がありまして・・・、
「これはお花のツアーではないのですか?」と。
「はい、お花とショッピングと食のツアーです!」というわけで、
ショッピング過多だった午前中を反省(?)し、

サントノーレ通り沿い、ホテルコストにあるバラだけを扱うお店〝Dani Rose〟と、
〝Mandarin Oriental Hotel〟のお花を見に立ち寄りました。

マンダリンの装飾は、マスにアレンジされたピンクのアジサイに
胡蝶蘭がアレンジされたもの。
文字通り、アジサイにちょうちょがとまっているようですね。

57-11 マンダリンデコレーション.JPG 57-12 マンダリンのデコレーション.JPG


装花もさることながら印象的だったのが、
壁に下げられたアート。
赤は梅、白は桜のようにも見え、まさにオリエンタル風です。

57-13赤と白のデコレーション.JPG 57-14白のデコレーション.JPG

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近寄ってみますと・・・なんと!ボタン。
ボタンの穴に虫ピンが刺さっているのです。
ボタンを密集させる加減で、
アートのように花や枝を表現しているのですね。

美しい壁面アートは感動的ですらありました。


57-16ラデュレのチョコレート.JPG


お花の後は再び「食」。

昨年オープンした、〝ラデュレ〟の
チョコレート専門店に向かいました。

ラデュレのボックスは、いつもその美しさに
感激しますが、今回、印象的だったのが、
白いグローブのオブジェがついたこの箱です。


57-17エルメスのバッグ.JPG


フォーブル・サントノーレの最終地点は、
〝エルメス〟

まさに、「私」カラーのミニプリュムを
発見したものの・・・年齢と共に荷物が増え、
入りきらなくなったミニプリュム、
昨年、ブラウンのカーフと以前このブログでも紹介したパープルのヌバックを
処分したのでした。

この年でようやく学習できるようになったので、
見るだけにとどめて。
それにしても・・・ブティック内の中国人の多さに
驚いたのは言うまでもありません。


夜は、16区の韓国料理の名店〝Woo Jung〟へ。
19時スタートのディナーが終わるころもまだ明るく、そのままそぞろ歩いてトロカデロまで。

が、毎時ジャストの、エッフェル塔キラキラのライトアップを見ることが出来ませんでした!




(次回へ続く・・・)



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プロフィール

三代川純子

フラワーデザイナー

三代川純子

三井物産株式会社人事部勤務中に恵泉フラワースクールで学び、退職後、フラワーデザインを学ぶため渡英。

「コンスタンス・スプライ」「ジェーン・パッカー」などにてディプロマ(卒業証書)を取得した後、英国王室御用達フローリスト「エドワード・グッドイヤー」にて修業。
また、パリのフルリスト「パトリック・ディヴェール」「リリアンヌ・フランソワ」にても研修を行う。

フラワーデザイナーとして、雑誌「花時間」などで多くの作品を発表するかたわら、ホテルオークラ レディースサークル(現在、ホテルオークラ本館建て替えのため休会中)では、ヨーロッパで自ら買い付けて来た資材を使いレッスンを行っている。

また、「Hanahiroプリザーブドフラワー・アカデミー」の主任講師も務める。