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2010.11.10

vol.36 『パリ・ロンドン一週間 花と雑貨とおいしいものを探す旅』出版! (2)

2日目は、前作のエリアに、新たな店舗を追加。
「本業」のフルリストもご紹介。
前作から移転したフルリストの情報も!
毎年パリに行っていると、中には無くなっているお店もあるのですが、
こうして、広い店舗に移転されている様子を拝見出来るのは幸せですね。

33pでは、『ロダン美術館』のお庭で撮影。

当然のことながら、「考える人」の前ではこのポーズで、
フォトグラファー吉田パンダ
またの名をタイスケさんに撮って頂きましたが、
この写真、不採用だったな~。

3日目は、パリに「住む」旅のご紹介。
アパートメントホテルに滞在し、
マルシェでお買い物をしてお料理をする旅を・・・。

36-10.jpg

若林三弥子さんと廻ったおいしいお店を数軒ご紹介していますが、
どちらも自信を持っておすすめ出来るお店。
ぜひ、いらしてみてくださいね!
「試食している時の二人の表情が素晴らしい!」
とタイスケ氏に褒められた写真も満載です。

そして、三弥子さんがマルシェで買い求めたお野菜やお肉でお料理をしてくださり、
ツアーの皆さまとパーティをした様子も・・・。
あの猫の額ほどのキッチンで、
マルシェで見つけた素材を使っての即興のお料理。
しかも17名分!
プロに申し上げるのは失礼と思いますが、
三弥子「大」先生
(ここでは大先生とお呼び致します!「大」に他意はございません!)
を尊敬申し上げます!
おかげさまで素晴らしいパーティになりました。

おいしいお店といえば・・・2日目にご紹介した『ル・パン・コティディアン』
ベルギー発祥のカフェレストランですが、ナント!
東京にもオープンするそうです。
実は、先日、夕食後のお散歩中に発見!
芝公園の東京プリンスホテル来春オープンとのこと。
楽しみですね!

4日目が、今回の新たな切り口、郊外への小旅行で、
『レ・ゼタン・ド・コロー』を訪れます。

パリから30分足らずのところにこんな素晴らしいホテルがあるとは・・・。
まさに大人の女性におすすめしたいホテル、スパもぜひ!

ホテルの中のレストランは湖(池?)を望む素晴らしいロケーション。
ランチの撮影は、午前中の早い時間に行ったのですが、
おいしいそうなお料理に目を奪われたものの・・・
まだ、朝食をいただいたばかり・・・。
ところが、タイスケ氏は、
「食べましょうよ!味わわなければおいしそうに写真は撮れませんから!」
ですって!
このタイスケ氏の「食いしん坊」度合いが、話が合うポイントでしょうか?!
私は、デザートのみ頂きました。


ヴェルサイユも、宮殿だけではない新たな観光スポットで、
数店舗ご紹介しています。
内一つの、クレープ・ガレットレストラン『ア・ラ・コート・ブルトンヌ』では、
3代目ヤン・アランさんがテーブル廻りを行ったり来たり・・・
かなりのイケメンとテキストにも書いているのですが、
そのお写真がなぜかありません!
この本の編集者、雅子様からも
「ヤン・アランさんのお写真は?」
のご指摘があったのですが、見たい方はヴェルサイユにGO!

さて、いよいよロンドンに突入!
私が22年前の留学時代から通うお店と、
新たなアドレスをご紹介しています。

初日は、最後に住んだ街、ナイツブリッジエリア

36-12.jpg

今でもロンドンに着いたら真っ先に訪れる場所です。


中でも、インテリアショップ『ザ・ジェネラル・トレーディング・カンパニー』は私の一押しのショップ。
大好きです!

ご紹介したお店は、ほとんど全てが昔からあるお店ですが、
チョコレートショップ『ロココ』は、ここ数年でしょうか?!
オーナーが自らデザインされたパッケージは、おみやげに最適ですよ!
こちらでは、チョコレートを試食させて頂いたり、お茶を頂いたり・・・
で、撮影中、もっとも長く滞在したお店でした。

6日目は、広い範囲を駆け足でご案内しています。

コーヒー、紅茶の専門店『ポストカード・ティーズ』のオーナー、ティムさんは、
日本の文化にも造詣が深い親日家。
おいしいお茶に情熱を傾けていらっしゃいます。
お人柄も素晴らしく、お話しするだけでも訪れたいお店。
(スミマセン!お買い物もしなくては・・・ですね!)

故ダイアナ妃御用達の『H.R.ヒギンス』の紅茶も、
今やロンドン土産には欠かせないもの。
CAの方も多く訪れるそうで、初めて伺った時には、

「JALですか?それともANA?」

と聞かれたので、

「フライトが?」

と聞きましたら、

「いえ、働いているのは?」

ですって。

食器好きには、『トーマス・グッド』はたまらないはずです。

食器と言えば、『セラミカ・ブルー』は、実は飛び込み取材をしたお店。

通常、私がリストアップしたお店に、
現地のコーディネーターの方が撮影のアポイントメントを取って下さり、
伺うという流れなのですが、
こちらのお店、その3軒隣りに撮影に訪れて発見したところ。
たまたまいらしたオーナーのリンディさんに私の前作をお見せして、
取材をしたいと申し上げたところ、
「いつ?」と聞かれたので、「なう!」と・・・(笑)。
カラフルな器はどれもこれも可愛くて、全て欲しくなります。
リンディさん、また伺いますね!

最終日は、こちらも郊外へ。
マーローにあるホテル『コンプリート・アングラー』は、
イギリスの田園風景を満喫出来るところ。
とくに、テムズ沿いにあるこのホテルのロケーションは最高です。
おそらく、10回近くは訪れているかな~?!
川沿いのテラスでのアフタヌーン・ティ・・・いいですよ~!!

さらに、イギリスと言えば・・・の
「アフタヌーン・ティ」「公園」「クリスマス」
をご紹介し、パリ・ロンドンの、大人の女性におすすめするホテルおみやげ情報も!

パリ・ロンドンに行かれる方はもちろん、
行かない方も「行った気になる」本ですので、
ぜひ、お手にとってご覧頂ければと思います。

関連書籍

パリ一週間 花と雑貨を探す旅プラン

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花と雑貨を探す旅プラン

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英国スタイルのフラワーアレンジメント

プロフィール

三代川純子

フラワーデザイナー

三代川純子

三井物産株式会社人事部勤務中に恵泉フラワースクールで学び、退職後、フラワーデザインを学ぶため渡英。

「コンスタンス・スプライ」「ジェーン・パッカー」などにてディプロマ(卒業証書)を取得した後、英国王室御用達フローリスト「エドワード・グッドイヤー」にて修業。
また、パリのフルリスト「パトリック・ディヴェール」「リリアンヌ・フランソワ」にても研修を行う。

フラワーデザイナーとして、雑誌「花時間」などで多くの作品を発表するかたわら、ホテルオークラ レディースサークル(現在、ホテルオークラ本館建て替えのため休会中)では、ヨーロッパで自ら買い付けて来た資材を使いレッスンを行っている。

また、「Hanahiroプリザーブドフラワー・アカデミー」の主任講師も務める。