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2007.10.10

vol.6 ロンドン・パリ3泊5日の旅(3)

ロンドンに1泊した後、ユーロスターでパリ入り。

到着が深夜になるため、お夕飯にと買い求めたのが新宿のサザンテラス店では3時間待ちもありと言われている ご存知「Krispy Kreme」のドーナツです。

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前夜ディナーをご一緒したM夫妻から、ロンドンでは今やあちこちで買えると聞き、ビックリ!
主要のスーパーマーケットでもパックされたものが売られているのだそうです。
スタバと並んで、アメリカものが今やすっかり英国にも上陸しているのですね。

ハロッズの中のお店ではその場で作っていると聞き、「Krispy」初体験のYちゃんに、original grazedを勧め、 ほかにもいくつか購入・・・。

23時近くに着いたパリのアパルトマンでお茶を入れながら、ほっと一息、美味しくいただきました。

パリ2日目は日曜日、早速「ラデュレ」でブランチ。

是非ともYちゃんに『パリ1週間 花と雑貨を探す旅プラン』でも 紹介したパン・ペルデュ(フレンチトースト)を食べて頂きたかったのです。

もちろんそのお味に大感激してくれました。良かった、良かった・・・。

「ラデュレ」のウィンドウディスプレイは情熱的な赤を使い、オペラをテーマにしたもののよう。

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「Diva」(オペラなどの主役女性歌手の意)と書かれた箱が素敵です。

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その後、Yちゃんと別行動し見本市「Maison & Objet」へ。
新作の買い付けもさることながら、 『パリ1週間 花と雑貨を探す旅プラン』の取材協力店へ本をお届けすることも目的の一つです。

55pの「Rosemarie Schulz」、59pの「Maison de Vacance」などMaison & Objetにも出展しているお店を訪ね、 本をお届けしたところ、撮影時に居合わせた方が現場にいらしたりで歓迎して下さいました。

肝心の買い付けはというと・・・今一つこころを打たれるものがなく、買い付けゼロ。

「BHD」では既に今年の1月にクリスマスオーナメントを大量に頼んであるため今回は不要でしたし、 「Altalena」のリボンには「これ!」という柄がなく、「St Denis & Fils」のキャンドルも然り・・・。

途中からは買い付けを諦め、トレンド視察に気持ちを切り替えました。
今回多くのブースで見られたのはモノトーンの商品。

壁一面に黒と白のガラスの花器をディスプレイしているブースや、 また、いつもはカラフルな色合いのキャンドルが多い「St Denis & Fils」にも、黒と白のキャンドルがたくさん・・・。

Maison & Objetでは写真撮影が禁止されているため、お写真をお見せできないのが残念です。

その後、フォーシーズンズホテルでYちゃんと待ち合わせをし、今回の旅で唯一のんびりとお茶を。
ディスプレイには鮮やかなピンクとパープルのアジサイが使われていました。

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そして、夜は本でも紹介した「Lao Siam」パイナップルチャーハンを!
日頃控えめなYちゃんが「美味しい!」という言葉を10数回連発し、「これは遠慮しませんよ!」 とおっしゃりながら何度もおかわりしていたのには大笑いしました。

パリ最終日(パリ3日目ですが・・)は朝から大変なスケジュールです。
4時半に起床。

深夜便で到着の見本市後発隊、花弘の細沼光則さんと金沢・イズムの島村さんを迎えた後、 ランジス市場へと向かいました。

資材店の開店と同時に入ろうという目論み。
ところが開店の8時を過ぎても一向に開く気配がなく、お店の裏手ではスタッフが鍵を持つ同僚を待ちぼうけの様子。 いやはやフランスです。

およそ15分遅れでようやく開いた資材店を数軒見て廻った後に 「Mat-Flor」で買ったのがカットされた木片を組み立てて作るキャンドルスタンド(写真下/左)と、クリスマスオーナメント(写真下/中央・右)。

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一旦荷物を置きに戻り、アパルトマンの近くにある「Laurent Deschamps」へ、遅ればせながら本をお届けに。

聞けば、既に何人かのお客様が本を持ってお店に訪ねて来られたそうで、しびれを切らしたローランさん、 わざわざ本を買って下さったそう・・・。
ローランさん、真由子さんゴメンナサイ!

その後行った「Claude QuinQuaud」でも、エマ曰く、 本を持った日本人のお客様がいらして、まだ届いてないと言ったらプレゼントして下さったとか・・・。

本をプレゼントして下さったご親切な方・・・もしこのブログをお読み下さっていらしたら、心よりお礼申し上げます。

6-7.JPGその後は怒涛のごとく・・・・・アシスタント2人に頼まれたキャップを探しに、 モンマルトルまでは足を延ばせないのでルーブル美術館近くのおみやげもの屋さんへ。

6-8.JPGさらに、パリに来たなら外せない、略して「H」へ。建物からアンセリウムのオブジェが飛び出していてビックリ!

仕上げは、おいしいおみやげもの買い。
「エシレ」のバター、「ポアラーヌ」のクッキーに加え、今回初めて買ってみたのは「Patrick Roger」のチョコレート

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先月夏休みをパリで過ごした細沼ファミリーからおみやげにいただき、あまりの美味しさにビックリ!
早速私も大量買いをしました。

駆け足ながら発見もあり楽しい3泊5日でした。

次のパリはいつにしようかな~。


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英国スタイルのフラワーアレンジメント

プロフィール

三代川純子

フラワーデザイナー

三代川純子

三井物産株式会社人事部勤務中に恵泉フラワースクールで学び、退職後、フラワーデザインを学ぶため渡英。

「コンスタンス・スプライ」「ジェーン・パッカー」などにてディプロマ(卒業証書)を取得した後、英国王室御用達フローリスト「エドワード・グッドイヤー」にて修業。
また、パリのフルリスト「パトリック・ディヴェール」「リリアンヌ・フランソワ」にても研修を行う。

フラワーデザイナーとして、雑誌「花時間」などで多くの作品を発表するかたわら、ホテルオークラ レディースサークル(現在、ホテルオークラ本館建て替えのため休会中)では、ヨーロッパで自ら買い付けて来た資材を使いレッスンを行っている。

また、「Hanahiroプリザーブドフラワー・アカデミー」の主任講師も務める。