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2016.11.09

vol.64 レッスンあれこれ・・・

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引き続き、外苑前でのレッスンの様子を。
4月のレッスンのテーマは、「スズラン」

私がもっとも好きなお花と言っても過言ではありません。

1年に数回しか着ることのできないこんなワンピースも
持っています!


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実は我が家にはスズラン畑?! があり、
毎年ゴールデンウィーク前後に見事な
花を咲かせてくれます。

スズランは、4月の半ばを過ぎたころ、
少しずつ目を出して・・・

最盛期にはこんなに花を咲かせてくれます。

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そもそもこのスズラン、20年ほど前のジェーン・パッカー時代に スズランの鉢花を仕入れて、
カットして使ったことがありました。困ったのは、残った鉢の処理。

当時、1kgいくらと、ゴミの回収を業者さんに頼んでいたこともあり、経理担当の子に、
「お庭がある人は持ち帰って~」と言われ、4~5鉢のスズランの根を持ち帰ったのが
ことの始まりです。

実家の庭には、東南の角に高い木があり、その足元は日当たりも避けられるだろうと
父が植えたスズランが、今や、家の北西にまで広がりました。
まさか・・・家の下を根が張っているとか・・・?
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というわけで、スズランを50本くらい使ったブーケがいくつも出来て、お友達が毎年楽しみにしてくれています。

今年は、生徒さんにもずいぶん苗をお分けしましたが、来年可憐なお花を咲かせてくれるかしら?



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レッスンで作ったアレンジメントは、こちら。

リースベースにぐるりと1周スズランをアレンジし、足元はぎっしりとビバーナムスノーボールで埋めています。

この組み合わせが一番好きかも・・・。


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他にもすずらんを使ってレッスンをしました。
ランプシェードを中央においたアレンジメント。

皆さんのアレンジメントをテーブルに並べて
撮影!

こうしてずらりと並べるとアレンジの魅力も
増します。


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  鳥かごにもスズランを。
  春らしい枝ものは、キバデマリです。



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5月のレッスンは、素敵な花器との出合いから。
この花器、その名も『St. Jacque』・・・帆立貝。

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白い陶器の器ですが、形がアシンメトリーで、
表面は帆立貝の貝殻のように波打っています。

この花器に季節のお花・・・シャクヤクを数種と
胡蝶蘭を合わせてみました。
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6月のレッスンは、バスケットを使ったデザイン
スクエアのバスケットを見つけ、ギフトボックスをイメージしました。

通常のバスケットアレンジメントは、
中心から放射状にアレンジするタイプが一般的ですが、
このアレンジメントは、お花の茎を垂直に、
表面の高さを揃えてぎっしりとアレンジしています。

アジサイトルコキキョウ百合(ノーブル)夕霧草に加えて青葡萄をアクセントに。

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このデザインは、その後のレッスンでも花材を変えて楽しみました。
花材の色合いによってイメージも変わりますね!

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7月はアーティフィシャルフラワーのレッスン

おひとりおひとり、花器を持参頂いて、色合いもご希望を伺って
お花をご用意しました。

夏休み明けのレッスンはまた改めてご紹介します。


つづく・・・

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プロフィール

三代川純子

フラワーデザイナー

三代川純子

三井物産株式会社人事部勤務中に恵泉フラワースクールで学び、退職後、フラワーデザインを学ぶため渡英。

「コンスタンス・スプライ」「ジェーン・パッカー」などにてディプロマ(卒業証書)を取得した後、英国王室御用達フローリスト「エドワード・グッドイヤー」にて修業。
また、パリのフルリスト「パトリック・ディヴェール」「リリアンヌ・フランソワ」にても研修を行う。

フラワーデザイナーとして、雑誌「花時間」などで多くの作品を発表するかたわら、ホテルオークラ レディースサークル(現在、ホテルオークラ本館建て替えのため休会中)では、ヨーロッパで自ら買い付けて来た資材を使いレッスンを行っている。

また、「Hanahiroプリザーブドフラワー・アカデミー」の主任講師も務める。