六耀社(りくようしゃ) - 生活をデザインし、楽しむ心を提案する出版社

パリ滞在４日めは、このツアーのメインイベント、
パリ在住十数年というデザイナー、濱村純さんのレッスンに伺いました。

最寄りの駅を降りて歩いていたところ、
こんな建物を発見！

まるでナンシー関さんのアートのようです。

純さんのアトリエ兼ご自宅は、
まず、通りにあるエントランスから入ると
中にまたこのような石畳の道がありまして・・・、

居住者しか入れない私道というわけですね。

両脇は、パリ市内とは思えないほど、
豊かな緑・・・
いちじく、枇杷などの樹木がたくさん
見られました。

アドレスをたどると、純さんがお宅から
愛犬のウィちゃんを抱っこして出迎えて
くださいました。

シャビーシックな壁の色が素敵なアトリエ、
レッスンに使う花材は、バスケットに入れられています。
う～ん、パリっぽい！

　

２階の窓から見下ろしますと・・・門から玄関に続く両脇がお庭です。
昔、留学していたロンドンでは、いわゆるセミディタッチドハウスにこのようなお庭がありましたが、
パリで見るのは初めて！

　

素敵なガラスのキャンドルスタンドを使って
いよいよレッスンがスタートです！

ランジス市場から仕入れたばかりのお花たち・・・
珍しいピンクの紫陽花に加え、キング・アーサー、
ラタンポンポンというこちらも初見のバラたち、

そして、ミント、ローズゼラニウム、
ブラックベリー、アリウム、白い小さなお花は
コリアンダーです。

ミント、コリアンダーと、薫り高いアレンジメントに旅の疲れ（ショッピングの疲れ？）が吹き飛びました。

フランス人には、バラなどよりもミントが入っていると喜ばれるとか？！

純さんのレッスンは、一言で表せば、
彼女のお人柄が表れた魅力的なレッスンでした。
アレンジの説明も、日頃レッスンをする側の私も大変勉強になりました。
フランスのお話あれこれも楽しくて名残惜しかったな～！

長年フランス人アーティストのレッスンを受けてきましたが、生徒さんが直接会話の出来る方のレッスンを、という今年のテーマは正解だったように思います。

純さんとは、個人的にもまたお目にかかって
辛口トークをするお約束です！

窓辺に置いたアレンジメント。
この場所は、花時間の撮影にも使われたのだそう。

　　

ランチは、純さんおススメのカフェで。
パリでも流行り始めたという
ハンバーガーランチです。

可愛いお店がありますよ！と
純さんに勧めて頂いた道を歩いていると
早速アクセサリーのお店を発見！

今年流行の大ぶりのチョーカーを
皆さんが試している中、
私は、こんなバッグを購入しました。

ホテルにアレンジメントを置いて向かったのはマレ。
〝Merci〟はちょっと期待外れ・・・で、その後、〝ジャック・ジュナン〟でキャラメルを買い、
マレエリアを散策しました。

ディナーは、今回お初のフレンチ
〝Au Bon Accueil〟です。

日本人シェフのこのレストラン、
エッフェル塔を望む７区にあります。

まずは、前菜にサーモンを頂き、

スープは、ビシソワーズ。
クルトンが先に入った器にスープが注がれます。

このアイデアは早速真似しましょう！

　

メインは鴨をいただき、そして、デザート。

こうしてお写真を見ていても、詳しく思い出せず・・・、
旅先で気が大きくなり、泡をたくさん頂いたせいでしょうか？
私に食レポは無理のようです！