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2008.04.03

vol.12 番外編 その1

パリ、お花、雑貨、そしておいしいもの・・・このブログは私の好きなものについてご紹介するブログですが、私のもう一つのはと言えば・・・

学生時代は日本ラグビーフットボール協会でアルバイトをし、
三井物産OL時代はラグビー部の女子マネ、
そして、伊東勤前監督の現役時代からのファンで西武ライオンズのファンクラブに入り(今年は退会しました(笑))、
28TAMADAのブルーユニフォームを着てサッカー日本代表戦をしばしば観戦、
W杯ドイツ大会の時には決勝リーグのチケットを取っていて

・・・と何を隠そうスポーツ観戦大好き! 

というわけで、この度、スウェーデンのイエーテボリで行われたフィギュアスケート世界選手権を観戦しに行ってきました。
昨年、東京で行われた世界選手権で安藤美姫ちゃんが優勝、高橋大輔君の演技にも感動し、来年はスウェーデンで...というアナウンサーの言葉に、フィギュアスケートファン歴20年のアシスタントのかすみちゃんに

「来年はスウェーデンで、ですって・・・。 行っちゃう?」

と言ったことがきっかけで、ノリの良い私達の間でとんとん拍子に話が進み、例年1月のパリ行きを3月に変更、パリ経由観戦ツアーとなりました。

特に今期の高橋君のショートプログラム ・・・「白鳥の湖」のヒップホップヴァージョンやフリーの「ロミオとジュリエット」を見逃しては!と思い・・・、もう一つ付け加えれば、何を隠そうニコライ・モロゾフコーチのファンでもありまして・・・(笑)。

というわけで、今回のブログは番外編です。

試合の結果は皆様もご存知の通り、浅田真央ちゃんの劇的な優勝、安藤美姫ちゃんの怪我による棄権、中野友加里ちゃんの4位入賞、高橋大輔君は残念ながらメダルを逃し4位、小塚崇彦君はシニアデビューから間もないのにもかかわらず位と健闘、そして南里康晴君はショートの順位を一つ上げて19位という結果でした!(こう書いてみて日本人が6人も出場するなんて凄い!と改めて感動)。

そして現地ならではの熱い場面にも度々遭遇しました。

例えば、満員の観客が国旗を振りながら自国の選手を熱く応援する一方で、目の肥えた観客が多く、素晴らしい演技には国を超越して惜しみなく拍手をすること、韓国のキム・ヨナちゃんが表彰台の真央ちゃんにハグした際肩をポンポンとたたいた場面が見え、同い年の二人にしか理解しえないのようなものを感じたこと、ショッピング中にUSAのジャージを着た米国人に「あなたたちもスケート観戦?」と声をかけられ、「真央が優勝してとても嬉しい。彼女はアメリカでトレーニングを受けたことがあったのよ。」と答えたところ、「昨日の演技は素晴らしかった。私達も彼女を誇りに思うわ。」と目にを浮かべてくれたこと...など、数えればキリがありません。

遠い異国の地で聞く「君が代」が何と地元スウェーデン人によるアカペラのボーカルで歌われたことも印象的でした。

女子フリー演技の翌々日、ホテル(大会が行われたスカンディナビウムのお隣にあるホテルで、大会関係者、選手達と同じホテルでした。)のロビーで安藤美姫ちゃんを見かけ、
思わず駆け寄って
「怪我は大丈夫?応援しているから!頑張ってっていつも言われていると思うけどずっと頑張っているよね?」
と声をかけてしまった私。
その時、失礼にも美姫ちゃんの背中や腕を触っていたようで、遠慮のないオバチャンぶりを発揮していたことをかすみちゃんに指摘されましたが、美姫ちゃんは娘と言ってもおかしくない年齢、しかも見ず知らずの私達の問いかけに、来期への決意を少女のように一生懸命話してくれ、体を触るどころかギュッと抱きしめてあげたくなってしまったほどでした。

美姫ちゃん、また素敵なカルメンを見せてね!

さて、北欧行きのもう一つの目的はもちろんショッピング
ブームが続いている北欧雑貨を探すことでした。

スウェーデンに行くのは20年ぶり、三井物産時代の先輩を訪ねてストックホルムに行って以来ですが、スウェーデン第2の都市イエーテボリの情報はほんのわずか・・・。

それでも、インターネットで得たショッピング情報を元に街を歩いてみました。
ガイドには

北欧最大のショッピングモール」「品揃えも豊富に並んで目移りしそうです」「ショッピング好きにはたまらない場所」「トレンディなショップがひしめきあっています」

などとありましたが、初日と2日目は何も買うものが見つからず拍子抜け、予め準備していたこのブログのタイトルから「北欧雑貨の旅」の文言を消さなければと思ったほど・・・。

イースター休暇の合間の土曜日、ホテルからインターネット情報曰く

「イエーテボリ随一のファッションストリート」

まで歩いてみることに・・・(本当かしら?と疑いながら)。

すると灯台下暗し、ホテルの近くで素敵なお店を見つけ、買いまくったものが以下の雑貨です。

12-1.JPG

まず、北欧と言えば「木」をモチーフにした雑貨が多く、この木の形をしたアクセサリースタンドに一目惚れ。

かすみちゃんとお揃いで購入し、早速帰国後お気に入りのアクセサリーを飾ってみました。
クリスマスの時にはオーナメントを付けても良いですね。

もう一つ、「木」がテーマのこちらはナプキンスタンド鍋敷き。

12-2.JPG

違うお店で購入したのですが、メーカーが同じなのか枝ぶりや木の葉の形までぴったり同じでした。

帰国直後の週末に自宅でパーティの予定があり、この鍋敷きの上にル・クルーゼを載せて、ペーパーナプキンはスウェーデン国旗のものを使って・・・とその場でテーブルプランを考えてしまう有様。

もちろん、実際のパーティはフィギュア話で盛り上がりました。

12-3.JPG

北欧雑貨に紛れる和食器???

いいえ、このトレイも今回買ってきたものです。
まるで秋田杉の曲げ輪っぱのようでしょう?集めている豆皿を載せてみたらピッタリ!

北欧の模様でもう一つ特徴的なのは、マリメッコに代表されるような「花」柄。

12-4.JPG

この数年、庭からの上がり口にマットが欲しいねと言いながらなかなか素敵な柄に出会えなかったのですが、このパンジーのマットを見て、持ち帰りのことなどは一切考えずに即決しました。

かなりかさばり、パリへの移動は大変でしたが・・・。

こちらはお友達のおみやげに。

12-5.JPG

キッチングローブブラシのセットです。

大好きな色の組み合わせ・・・茶色とピンクならぬブルーとの組み合わせに惹かれ購入。
ラッピングに添えられた茶色とブルーのリボンも可愛いでしょう?
ハサミの刃を使ってリボンを伸ばしクルクルっとさせて、このお店ではさらに専用のカッターを使ってリボンを細く裂いていました。

12-6.JPG

さらに、これは厚手のフェルトで出来たマット

ホテルオークラ東京のレッスンに使えるかしら~?と思い購入しました。
後でパリのランジス市場でもフェルトのマットを数種類発見。
追ってご紹介しますが、これは流行の兆しかもしれませんね。

私の好きなモチーフはご存知の通り(?)蝶々、クローバー、ハート、そしてですが、これも持ち帰ることを考えずに即決してしまったキャンドルスタンド

12-7.JPG

40cmほどの高さです。
北欧モダンのホテルのお部屋で撮影してみました。

以上の品々を男子フリープログラムが始まる前の数時間で即決、購入。
我ながらアッパレ!なショッピングでした。
来月も引き続き北欧・パリの旅のご報告をしま~す。

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英国スタイルのフラワーアレンジメント

プロフィール

三代川純子

フラワーデザイナー

三代川純子

三井物産株式会社人事部勤務中に恵泉フラワースクールで学び、退職後、フラワーデザインを学ぶため渡英。

「コンスタンス・スプライ」「ジェーン・パッカー」などにてディプロマ(卒業証書)を取得した後、英国王室御用達フローリスト「エドワード・グッドイヤー」にて修業。
また、パリのフルリスト「パトリック・ディヴェール」「リリアンヌ・フランソワ」にても研修を行う。

フラワーデザイナーとして、雑誌「花時間」などで多くの作品を発表するかたわら、ホテルオークラ レディースサークル(現在、ホテルオークラ本館建て替えのため休会中)では、ヨーロッパで自ら買い付けて来た資材を使いレッスンを行っている。

また、「Hanahiroプリザーブドフラワー・アカデミー」の主任講師も務める。