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2014.08.12

vol.57 (2)Paris ツアー2014

パリ3日めは、早起きをしてパリの南に位置する
ランジス花市場ツアーです。

著書 『パリ1週間 花と雑貨を探す旅プラン』 の62pで、何度か通う内に見つけ出した、
超簡単なランジス市場への行き方はご説明しましたが、
今回、バスのルートが変わっていることに、途中気付きました!

本の中では、ランジスに入って、Avenue de la Villetteで下車を、とご紹介しましたが、
新しいルートは、このバス停がなくなり、花市場の手前で、大きな通りから市場内に右折、
そこから2番目のバス停(バス停名を控えるのを忘れてしまいました!)が、
いつも朝食を頂くカフェの横になります。
このブログをご覧頂いている皆様で、ランジスにいらっしゃる方はご注意くださいね!

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その朝食を頂くカフェは、
バスを降りてすぐのところ。

いつも、オレンジジュースと、
クロワッサンかパンオショコラ、もしくは
タルティーヌ(フランスパンにバターとジャム)
から選び、紅茶やコーヒーなどが付いた定食を
頂きますが、どれもはずれがなく、美味しい!

しかも、いつも担当してくれる女の子のなんとテキパキしていること。
おススメです!

朝食前に、市場の中でお花をいろいろと見て回っていたところ、
昨年レッスンを受けたヴァンソンさんに遭遇。
お話したかったのですが、ずっとお電話中でいらして・・・
諦めました。

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今回、花市場で印象的だったのが、
このオレンジ色の胡蝶蘭。
東京ではあまり見たことのない品種です。

資材店では、前回同様、あまり良い資材が
見つからず、レッスン用にカラフルな筒状の
花器を60本ほど購入しただけでした。
十分重くはありましたが
・・・不完全燃焼です!

お買い物を終え、資材店を出たところで、
パリ在住日本人フルリストの草分け的存在、
濱村純さんにばったりお会いしました。
黒い愛犬、ウィちゃんと共にいらしたので、
すぐにわかりご挨拶。
翌日、純さんのアトリエにてレッスンを受ける
予定なので、ランジスでお目にかかれて、
尚更の嬉しさ!
翌日のレッスンへの期待は高まります。


一旦ホテルに戻り、荷物を置いた後、オペラ座に向かいました。
オペラ座の中にオープンしたレストラン〝L'Opera〟にてのランチです。

特別ゲストは、長年のお付き合いのパリジェンヌ、いえ、今は、ブルゴーニュ在住のエマちゃんです。

2年ぶりの再会、髪が伸びて、ますます女性度アップしたみたい!
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フランスのガス入りのお水と言えば、微炭酸の〝Badoit〟(バドワ)
レストランのイメージに合わせてか、赤を基調とした可愛いボトルが置かれています。

メニューはこちら。
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その中から私は、白アスパラガスとチキンを頂きました。
いずれも、ナッツやきのこ類、ソースとのアンサンブルが、なかなかのお味でしたよ!
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そら豆とプチポワ、アスパラガスなどの
グリーンのリゾットも美味しそうでした!

 
今はご実家暮らしのエマちゃん。
ビジネスについて学びながら、
少しずつお花の仕事をされている様子。

9月には地元で大きなマリアージュの
お仕事もあるようで、また、いつか、彼女の
ご実家近くのワイナリーを訪れたいと思います。
エマちゃんをお迎えに来たパパ様にもお目にかかれて、優しい笑顔に接し、幸せな気持ちになりました!


午後は、もうひとつお花の美しいホテル、
ジョルジュⅤのフォーシーズンズホテルに向かいます。
館内では、ビートルズの写真のエキシビションが行われていました。

なんでも、ホテルに滞在中のビートルズのメンバーを、
写真家Harry Benson氏が撮影し、写真集にした50周年記念だそう。
まくら投げは万国共通なのですね!
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モノクロ写真のコラージュと共に、それに合わせた黒の花器と白のお花のデコレーション。
アジサイ、コチョウラン、カラー、バンダ、シャクヤクがふんだんに使われています。
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また、白の花に添えられた、光沢のあるカラーとパープルのバンダとの取り合わせも印象的でした。
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生のピアノ演奏が行われているフォーシーズンズのサロンでお茶を。
皆さんとマカロンをシェアしました。

ビートルズつながりで、ソチオリンピックの髙橋 大ちゃんのフリープログラムから、
〝Long and winding road〟をリクエスト。
 

ディナーは、昨日の韓国料理に続いて、タイ料理。(笑)
どちらをご旅行中ですか?と言われそうですね。

私の本でもご紹介した20区の〝Restaurant Lao Sham〟で久々に、パイナップル炒飯を堪能しました!



(次回へ続く・・・)



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プロフィール

三代川純子

フラワーデザイナー

三代川純子

三井物産株式会社人事部勤務中に恵泉フラワースクールで学び、退職後、フラワーデザインを学ぶため渡英。

「コンスタンス・スプライ」「ジェーン・パッカー」などにてディプロマ(卒業証書)を取得した後、英国王室御用達フローリスト「エドワード・グッドイヤー」にて修業。
また、パリのフルリスト「パトリック・ディヴェール」「リリアンヌ・フランソワ」にても研修を行う。

フラワーデザイナーとして、雑誌「花時間」などで多くの作品を発表するかたわら、ホテルオークラ レディースサークル(現在、ホテルオークラ本館建て替えのため休会中)では、ヨーロッパで自ら買い付けて来た資材を使いレッスンを行っている。

また、「Hanahiroプリザーブドフラワー・アカデミー」の主任講師も務める。