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2007.09.18

vol.5 ロンドン・パリ3泊5日の旅(2)

飛行機は定刻より40分も早く到着。

「早速ショッピングに行ける!」

という私の淡い期待をものの見事に砕いたのはイミグレーションの長蛇の列
あ~私としたことがすっかり忘れていました。

ロンドン名物、<イミグレ行列>

ロンドン留学中、学生ビザに厳しいイミグレ通過に、行列している間何度ドキドキしたことでしょう。
ロンドン入りはパリからのユーロスターに限る!と改めて思いました。(結局、通過に1時間半!!)

ロンドンで楽しみにしていたことは、何と言ってもお友達との再会

友人Mちゃんとのディナーです。
彼女は、「花時間」編集部にいらっしゃった時からのお知り合い。
そもそものきっかけはお仕事でしたが、プライベートでも足立区にある私の行きつけの焼肉店「スタミナ苑」(皆さん、ご存知ですよね~?!)にご一緒したほど。

そしてロンドンに留学され、ご結婚された今でもお付き合いをさせて頂いています。
ロンドン好きのYちゃんを紹介し、今では私より2人はロンドンで会っているのではないかしら?

今回は初めて2年前にご結婚されたご主人Mさんとお目にかかれるかも・・・で楽しみにしていたのです。

英国人のMさんは想像通りの方でした。
いえいえ、想像以上の方と言っても過言ではありません。

パブでの英国風ディナーをいただきながら英語と日本語と身振り手振りを交えながらの会話の間にも、お人柄が伝わってくる・・・というのかしら?
Mちゃんの友人の一人として、Mちゃんがいい方とご結婚されて私も嬉しくなりました。

彼は今、一生懸命日本語を勉強なさっているそうで(それ以前に数カ国語を話されるのですが、その感覚は、例えれば<colour>だそうで、その言葉を話している時には、その色の感覚がパ~っと広がる感じなのだそう。う~ん、詩人です!)

彼が最も気に入っている日本語は「わざわざ」で、Yちゃんと二人、「わざわざ」を使った文章を使ってあげました。
「超~」も教えてあげたのですが、別れた後に、「あ~、『どんだけ~』も教えれば良かったかな~。」と。(英語で言えば、「How much~?」でしょうかねぇ・・・?!)

ロンドンで滞在したのは、Athenaeum(アセニアム)Hotel

何せロンドン行きを決めたのが出発の5日前でしたのでギリギリのタイミングだったのですが、
私のお抱え(?)旅行代理店、いつも直前に「助けて~」という無理なリクエストにも快く答えて下さる @the sky(アット ザ スカイ)のTさんにグリーンパーク近辺でとお願いしたところいくつか候補を挙げて下さり・・・、

その中から「おすすめ!」と言われ決めたホテル、大正解でした。

5-3.JPGホテルの内装はモダンな中にも暖かさがある女性好みのインテリア。
入り口の壁には高さがゆうに5~6m、吹き抜けの天井までの大きなバラの絵がアクリルのプレートにカバーされています。

5-4.JPGそして朝食を頂いたダイニングルームの壁にも、新聞紙紙幣で作られたバラのアートが。

何より嬉しかったのは朝食です。
モダンでクリーンな印象のダイニングで、ビュッフェ形式のメニューの並べ方がとにかくおしゃれ、シリアルが一人分ずつのパッケージに入っている点も印象的でした。
クリームチーズ&スモークサーモンのベーグルやほんのり甘いパンケーキもあり感激!

5-5.JPG

ロンドン2日目(ロンドン最終日と言うべきか)は、朝から分刻みのスケジュールでした。
立ち寄りたいショップを時系列にスケジューリングし、そのお店の滞在時間までも決めておくという用意周到さ。(その通りに行けば良いのですが・・・)

まずは、ご存知「Fortnum&Mason」に。お友達に頼まれた紅茶をオーダー。
2階の雑貨コーナーでかわいいものを見つけましたが、ショッピングの虫を抑えて抑えて・・・。

「Globe Trotter」「De Beers」をチラ見したあとは、今回絶対訪れたかったお店の筆頭、
「H.R.Higgins」へ。

王室御用達のコーヒー店なのですが、ダイアナ妃が好んだというこちらのお店の紅茶<Blue Lady>というフレーバーを買うことがロンドンでのショッピングの一番の目的でした。

数ヶ月前、生徒さんのご子息が結婚されることになり、会場を飾るアートフラワーのデコレーションをお手伝い、お宅にお邪魔し、ご一緒に大きなアレンジメントを製作しました。

その時、ご馳走になった紅茶がとてもおいしく、私があまりに絶賛したためか、お気遣い下さっておみやげに持たせて下さった紅茶が<Blue Lady>
グレープフルーツのフレーバーにマロー、マリーゴールドの花びらが入っています。

5-6.JPG

その後、駆け足でしたが、「Jane Packer」

5-7.JPG

「Paula Pryke」を訪問。

5-12.jpg

オックスフォードストリートでは、日本でもかなり騒動となった「Anya Hindmarch」エコバッグ(私も伊勢丹で並びゲットしました!)のコピー商品を発見!
赤や黄色とかわいい色のバッグに一瞬気持ちが傾いたのですが・・・。

5-10.JPG

ロンドンのショッピングで一番のお気に入りは留学中から好きだった雑貨店「General Trading Company」で買ったスタンプセット。
このお店、以前はスローンストリートにありましたが、今は移転してスローンスクエアを曲がったところにあります。
ショップの中はおしゃれな小物にあふれ、目移りする中見つけたのがこれ!

5-11.JPG

ロンドンでパリのスタンプセットを買ったというのが笑えますでしょう?

「Harvey Nichols」の5階でランチをし、ロンドンの仕上げは、ご存知Harrodsへ。
こちらの某ブランド「H」「出会い」があった私は清水買いをしてロンドンでのショッピングを締めくくりました(笑)。

次回へつづく・・・・・


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プロフィール

三代川純子

フラワーデザイナー

三代川純子

三井物産株式会社人事部勤務中に恵泉フラワースクールで学び、退職後、フラワーデザインを学ぶため渡英。

「コンスタンス・スプライ」「ジェーン・パッカー」などにてディプロマ(卒業証書)を取得した後、英国王室御用達フローリスト「エドワード・グッドイヤー」にて修業。
また、パリのフルリスト「パトリック・ディヴェール」「リリアンヌ・フランソワ」にても研修を行う。

フラワーデザイナーとして、雑誌「花時間」などで多くの作品を発表するかたわら、ホテルオークラ レディースサークル(現在、ホテルオークラ本館建て替えのため休会中)では、ヨーロッパで自ら買い付けて来た資材を使いレッスンを行っている。

また、「Hanahiroプリザーブドフラワー・アカデミー」の主任講師も務める。