六耀社(りくようしゃ) - 生活をデザインし、楽しむ心を提案する出版社

　　　　　　皆様、おくればせながら、本年も宜しくお願い致します。

昨年11月、自社ビル建て替え前にあった三井物産の大同期会、
カルガモの親子も住む大手町の三井物産ビル解体に郷愁が誘われたのか、
同期入社500名余の内、約半数の236名が集まりました。

数十年？！ぶりに会うたくさんの同期に、
「ブログ見てるよ～。」と声を掛けて貰えたのは嬉しかったのですが・・・、
「でも、いつまでもパリの記事だね。」と忌憚のない指摘！
しっかりと歳を重ねた同期の顔を思い浮かべながら、
今年こそは、月１更新を目指します！

さて、パリの次は、「上海」です！

11月後半の3連休の週末、お友達を訪ねて上海に行って来ました。
香港行きはここ十数年来、年に１度の恒例行事で、
次の出版は、『香港１週間、花と雑貨を探す旅プラン』？！
と考えるほど精通しているつもりですが、
なぜかこれまで上海にはご縁がなく、
お初の上海訪問となりました。

ご主人の２度めの上海勤務に同行したお友達のFayちゃん、
東京ではお隣駅に住み、
彼女の紅茶教室、私のお花の会にと行ったり来たり・・・。
公私共に何かとお世話になり、
母のような、妹のような存在の彼女が上海に旅立って４ケ月・・・
出発当時は、彼女が住んでいた東京のランドマークのようなマンションを
見上げるにつけ、寂しさに胸のつまるような思いでした。

その彼女が、９月の一時帰国の際におみやげにくださったのがこちら。

昨夏、虎ノ門ヒルズにオープンして話題になったアンダーズ東京（Andaz Tokyo）ですが、
上海のAndazが９月の中秋の名月の時に出した月餅のボックスです。

　

周りは波のような、鱗のような４色の文様。
観音開きのボックスを開けると、左右３段ずつに分かれ
６色の缶に６種類の月餅が入っています。

　

彼女のブログでこれを見て、
「可愛い！可愛い！」と１０回くらいしつこく言ったら
一時帰国時に、抱えて持って来てくれました。

日頃から、物を見る私の目線は周りの方々と少し異なり、
常に、フラワーデザインに使えそうな獲物を追っている私ですが、
今回も、このボックスを眺めていてフラワーアレンジに使えないかと思い
早速、聞いてみたところ・・・、

彼女のお友達でもあるアンダーズ ホテル上海の
支配人の方にお願いしてくれました。

そのボックスのピックアップが今回の旅の目的というわけです。

今回、滞在したホテルは、Fayちゃんのお宅に比較的近く、
おススメの、THE PULI Hotel & Spa。

エントランスのアプローチには、竹の植栽が続いています。

正面には、ユリを使ったデコレーション。相当数のユリが使われています。

　
（写真）　ホテルのエントランス　　　　　　　　　　　　　　　　（写真）　ユリのデコレーション

圧巻だったのは、ロビー階にある長テーブル！
おそらく３０ｍはあろうかと思われる１枚板の手前がフロント、
奥はバーコーナーになっています。

遠近法の教科書に乗りそうなお写真ですね！

　

反対側から、夜見るとこんな感じ。

ロビー横には、シンプル＆スタイリッシュなライブラリーもあります。

私の本をこっそり置いてしまおうかとFayちゃんと相談しましたが、
置いて来るのを忘れてしまいました！

ロビーから続くテラスにも
竹の植栽がされていて、
スタイリッシュでステキ！

残念ながら今回はこちらでゆっくり出来ませんでしたが、次回は、お昼間からシャンパンのフリーフローでのんびりしたいねと話しました。

お部屋へと続く廊下も遠近法。

広々とした部屋の中は、とてもシンプル＆モダンで私好みです！
お部屋の左手はベッドルームで、奥の窓際にこんなテーブルが。

　

ベッドルームとのパーテーションにも、
Andazボックスの波模様が使われていますね！

お部屋の右手の窓側には、バスタブが！
夜の入浴、ブラインドを開けたままではキケンです。
この壁の素材と質感が、バスルームにどんぴしゃ！
いつか、リフォーム？する時の参考に、写真を撮りまくって来ました。

バスタブの対面、つまり、ドアサイドには、シャワールームとお手洗い。

　
（写真）　バスルーム　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（写真）　シャワールームとお手洗い

洗面台は対になっていて、その間にクローゼットというインテリアです。
冷蔵庫のドリンクがフリーと聞き、目が輝いた私たち。
到着後はまったりと、上海蟹ディナーまでおしゃべりしてしまいました。

今回は時間が足りませんでしたが、ホテルの名の通り、
次回は、プールとスパを楽しみたいと思います。