六耀社(りくようしゃ) - 生活をデザインし、楽しむ心を提案する出版社

パリに移る前に、北欧のお花についてお話ししなければいけませんね。

３月の終わりとは言えまだ雪もちらつくイエーテボリの町に溢れていたのは春の代表的な球根花、テタテートと呼ばれるミニスイセンの鉢、そして、残雪が目に眩しい公園では黄色と紫のクロッカスが力強く花を咲かせていて、一歩ずつ春が近付く様子を目の当たりにすることが出来ました。

ちょうど訪れた時がイースターと重なり、ホテルの装飾やフローリストのアレンジメントなど、どこを見ても羽根が使われたアレンジメントばかり・・・。

このホテルの装飾も大きな白いガラスの花器にたくさんの透かし百合、そして白とピンクの羽根がふわふわとアレンジされていました。

表彰式の時に真央ちゃんが受けた花束もピンクの羽根が入っていて、この羽根を見た真央ちゃんが「あれっ？！」というような表情をしたのが印象的でした。

イースターマンディの３月２４日、スウェーデン、イエーテボリを後にして、ブリュッセル経由パリへ移動。

アパルトマンに荷物を降ろし、早速、休日で湧くシャンゼリゼへ・・・。

長蛇の列の「ラデュレ」で遅めのランチをしました。

イエーテボリでは、フィギュアスケート観戦にハラハラドキドキ・・・そのせいか食欲が湧かず、スポーツ観戦はダイエットに効果的であることを発見！

北欧では今一つ「食」を楽しむことが出来ませんでしたが、「ラデュレ」のサラダとサンドイッチはやっぱり美味しい！そして、もちろん大好物のモンブランをいただきました。

ラデュレに入る前からパラパラと降り出した雨が本降りとなり、タクシーも拾えそうにない状態、雨宿りにと「ルイ・ヴィトン」本店に行くこととしました。
この雨宿りが高くついてしまった方が約１名・・・（私ではありませんよ！）。

翌日はパリ最終日。
今回パリは１泊だけだったため、朝から分刻みのスケジュールです。

４時に起床してランジス市場へ。
レッスン用の資材の買出しです。

『パリ一週間　花と雑貨を探す旅プラン』でもご紹介した３軒の資材店を隈なくチェック、まず、「Renaud」で買ったのがこのバスケットです。

重ねられるとは言え、２０ヶ近くとなると相当な分量。でも、ビニール素材で作られたこのバスケットの色合いと形に惹かれ、意を決して購入しました。

このバスケットを早速使った４月のホテルオークラ東京でのレッスンがこれ！

ライムグリーンのバスケットには、紫色が美しいカーネーション、ムーンダストやビバーナム、大輪のラナンキュラスなどをアレンジしました。いかがでしょうか？

先月のブログで厚手のフェルトが流行りそうな気配・・・とお話ししましたが、ランジスの「Mat-Flor」で見つけたのがこの３点。

大きなお花の形はシャクヤク？それとも・・・？早速、今月のレッスンで登場する予定です。
デザインは・・・考え中。

そしてもう一つ自慢はこれ！

フォークやナイフ、スプーンの形にフェルトがくり抜かれているランチョンマットです。
自宅でのお招きの時に使えるかなと６枚購入。

透けて見えるようにガラスのプレートとコーディネートする予定です。

そしてもう一点。

メタルで出来た蝶の形のガーランドは、帰国後「花時間」７月号の撮影で早速使いました。
夏のブーケがテーマです。

６月７日発売、ぜひご覧下さいね。

旅の後はいつもの通りアルバム作り・・・。

今回はフィギュアスケートの新聞切り抜きなども貼りたかったのでいつもより大きなスケッチブックを購入。

鮮やかなブルーの表紙です。

さて、どのような表紙にしようかと考えた中で思い浮かんだのが今回旅をしたスウェーデンとフランスの国旗。
何れもブルーが使われています。

すぐさま、黄色と赤、白のペーパーを買い、風になびく国旗をイメージしてこのような表紙にしてみました。

もちろん、紙を貼ったのは黄色と赤白の部分だけ。
ブルーは表紙の色をそのまま利用しています。

中身をお見せ出来なくて残念！